2025_10 くじゅう連山(Part Ⅱ)

昨年に続き秋のくじゅう連山へ行ってきました。

昨年と違うのはマイカーからレンタカーに変わったのでフェリーで神戸港から翌朝に新門司港へ上陸したあと門司のレトロ地区を半日探索してからレンタカーでくじゅう連山へ向かうことにしました。

 

10/28(火)AM 北九州 新門司上陸

朝7時過ぎに新門司港へ上陸し連絡バスでJR門司駅へ、JR在来線で門司港駅へ移動しました。この移動でいきなりやってしまいました。門司駅へ着くとすぐに「下関行き 普通」と表示された電車に飛び乗りましたが何故か、普通電車のはずが門司港駅などをすっ飛ばして下関まで直通で行ってしまい、同じ電車で門司駅まで戻るはめに・・・。少々時間を食いましたが門司港駅へ到着。

門司港駅ホーム

駅舎内もレトロ感たっぷり

門司港レトロ地区なので古い歴史を感じさせる建物の見物はもちろんですが、最優先は関門トンネルを歩いて渡って下関まで行くことでした。

この海峡の下にトンネルがあります

門司港駅から20分から30分ほど歩いたでしょうか、人道トンネルに入りました。

エレベーターで入り口まで来ました!海面下44m

トンネル内の県境

人道トンネルの長さは表示されている福岡県側と山口県側までの距離を単純に足し算すると780mでした。

壇之浦古戦場跡(山口県側)

少し海岸線をブラブラしたあと同じトンネルを福岡県側まで戻りレトロ地区を散策しました。

レトロ地区はこんな建物がたくさん

小生は学生時代から歴史(社会科)にはほとんど興味が湧かず歴史的背景は別にして、古い建物は和洋問わず”寂び”を感じさせるので大好きです。

門司港付近の名物と言えば”焼きカレー”が有名とのことで迷わず行きました。このジャンルの店はほぼインド人かネパール人と相場は決まっていますが例に漏れずそんな感じでした。

焼きカレーの底にはご飯、ドリアのカレー版?

このあとJRで小倉へ移動しレンタカーで今宵の宿のある熊本県の前々から気になっていた「杖立(つえたて)温泉」に初めて訪れました。川の両サイドに旅館が立ち並び、旅館の横からは結構な量の蒸気が立ち上って雰囲気は抜群です。

昭和の雰囲気がプンプン

いつ頃まで、あと何年この状態が維持できるでしょうか?何とか残してほしいものです。

 

10/29(水) 平治岳(ひいじだけ)登山

杖立温泉を早朝に立ち、車で1時間ほどのくじゅう連山の東側にある男池(おいけ)登山口から平治岳の山頂を目指します。

平治岳 登山計画

この登山には思わぬ罠が待ち受けていました。今まで経験したことのない状況が待っていました。登山道が不明瞭なんです。通常は登山者が歩いた跡や保全してくれている方がリボンなどの目印を付けてくれているのですが、なぜか所々リボンなどが見当たらず、また足跡も四方八方に散らばっていて(先人たちも迷っている証拠)どの方向に向かえば良いのかが分からないんです。その結果当然正規のルートから外れてとんでもなく歩きにくいエリアに迷い込み1m上ると30cmずり落ちるなどを繰り返して体力を必要以上に消耗し、登山断念か?と何度か頭に浮かびました。アプリ(ヤマレコ)を参考にして正規のルートに戻ろうとしますが、木々の影響かGPSの電波を拾うのにタイムラグがありなかなか戻れず、一旦戻っても再びルートから外れる、を繰り返しながらも何とか平治岳の麓までたどり付きました。

登頂前に見えた「坊ガツル」

昨年訪れた「坊ガツル(ラムサール条約に登録)」湿地帯と法華院温泉が眼下に見えました。

麓から山頂までは迷うような登山道ではなかったので無事登頂できました。

天気最高!

結局、この日は下りも同じルートを通るのですがやはり迷いました。道が見えないんです。やはり色々な方向に先人たちの足跡が散らばっており、先人たちも苦労していたと思われます。ただ、登りの時よりも上から見下ろせる状況にあるため大きくルートを外れることなく何とか無事下山。このルートは二度と歩きたくないです。

この日と翌日は定宿の「守護神温泉」で連泊です。

いつもの部屋・いつもの温泉

あまりにも過酷なルート、登山となり温泉でしっかり温めても太ももの筋肉、左ひざが悲鳴を上げていたので翌日に予定していた更にきつい登山計画は中止にして、草千里ヶ浜横の低山、烏帽子岳に変更することにしました。同時に阿蘇山中岳の火口見学に5度目の挑戦です。

 

10/30(木) 烏帽子岳登山(草千里ヶ浜)、阿蘇中岳火口

早朝の草千里ヶ浜と烏帽子岳(右端)

草千里ヶ浜から反時計回りに歩き始め、烏帽子岳に登頂したあと草千里ヶ浜にぐるっと円を描くように1周しました。ヤマレコアプリでは計画上2時間弱くらいでしたが1時間ほどで戻ってきました。低山に変更して良かった(ホッ)。でもやっぱり左ひざは下りで痛みがありました。

阿蘇中岳の火口は、天気予報では東風の予報だったので有毒ガスが流れてきてまたもや閉鎖かも?、と覚悟はしていましたが運よく見学できました。

中岳火口

この日は守護神温泉連泊の2日目なので終日部屋の風呂に入れるため、温泉三昧デーに変更して昼過ぎから温泉に浸かりまくりました。


10/31(金) 九州最終日 天気は☔
数日前からこの日は雨の予報だったので観光などで欲張らず、朝は当然温泉に浸かり、少し遅い目に宿を出発し、帰路の道中にあり事前に発見していた福岡の土産の「めんべい」の工場に立ち寄りました。「めんべい」って単純に明太子の味をイメージした菓子で1種類だけかと思いきや”鯛”味や”かつお”味などが発売されているのを初めて知り、”かつお”味を買ってみました。まだ食べてないので味は不明です。

夕方、新門司港からフェリーに乗船し翌11/1(土)の朝に神戸に帰還しました。

再来年くらいには大船山(たいせんざん)、三俣山、涌蓋山(わいたさん)の3山登ればくじゅう連山の主要な山は制覇できたことになると思うので何とか頑張るつもりです。ミヤマキリシマの咲く5月~6月が理想かな?

次の旅は来年3月のタンチョウ&流氷(北海道旅)の計画が着々と進行中。
 

 

 

2025_9 別府温泉(弾丸旅)

4年ぶりに大分へ弾丸旅を決行。今年の夏は特に酷暑だったので9月でも温泉は少し早すぎるかな?と思ったが寒い時期だと別府は混むだろうし、今しかないと行ってみた。

今回の主な目的は「竹瓦温泉」と「鉄輪のむし湯」に入ること。インバウンドの影響でどこもかしこも観光客だらけなので計画通りにお湯に入れるのか少々不安を抱えたままフェリーで大分へ。

9/23(火)

神戸⇒大分 19:00発のさんふらわーのツーリスト部屋(雑魚寝の一番安い部屋)は何と満員だった。

 

9/24(水)

AM6:30頃 大分港から九州上陸。霧雨が降る天気で地味なスタート。

無人駅の西大分駅

西大分駅から別府駅へ3駅ほど、十数分で別府駅へ到着。

JR別府駅(東側)

竹瓦温泉は別府駅から南東へ徒歩約15分くらいの位置にあり、別府八湯のうちの多分別府温泉群の一つだと思います。砂湯もあり外観がおしゃれなので早朝からまさか客が並んでないよな?と恐る恐る近づいてみると、アレ?人けがないぞ・・・。

早朝の竹瓦温泉

運よく朝一番の砂湯に入ることができました。もっと混んでいて1~2時間待ちは覚悟していたんですが何と余裕でした。GoogleMapの当日の営業が間違って”休館”になっていたのが影響したのかも?

砂湯は数年前の指宿以来でしたがこちらの方が温度は低い目で10分間は余裕で入れました。指宿は背中側が熱すぎて8分でギブアップ(低温やけど寸前?)でしたから。

空いていたので写真撮っちゃいました

風呂上り、過熱気味の体を扇風機で冷却

最近は別府はメジャー過ぎて外国人旅行者たちは地方へ分散しているんでしょうかね?

このあと別府駅へ戻り路線バスで鉄輪(かんなわ)温泉に向かいました。鉄輪は〇✖地獄などあるのでもっと混んでいそうですが連休直後だったので結構空いてました。

鉄輪温泉の”むし湯”

このむし湯は石菖(セキショウ)という薬草を床に敷き詰めたむし湯だそうで、独特の香りがしています。温度は60度くらいだと聞きました。8分入ります。

蒸し湯入り口

たった8分でしたが腕などからも汗がドッと噴き出していました。今風の言い方でデトックスですわ。

このあたりで朝から何リットルの汗をかいて、何リットルのお茶を飲んだのか自販機で何本お茶を買ったのか分からんようになってきました。

このむし湯も全くの予想外に空いていたので、空いているというよりもほぼ貸し切り状態でした。各温泉で1時間くらいは待たされるつもりで予定を組んでいたので10時過ぎには鉄輪温泉のむし湯を出て少々時間が余ってきました。

次に向かったのが近所の同じく鉄輪温泉地区にある「ひょうたん温泉」。こちらは万が一時間が余った時に行こうとリストアップしていたところで、まさか午前中の10時過ぎに向かうことになるとは全くの予想外の展開に。

ひょうたん温泉

こちらの温泉はいろんな種類の温泉と食事が取れるので時間調整にはもってこいです。

一度に15人くらいが利用可能な「打たせ湯」やもちろん露天風呂、ヒノキの湯舟などあるので順番に浸かってましたが少々体がオーバーヒート気味に。ベンチでしばらく冷ましてからまた浸かりを繰り返し昼飯時になったので風呂に併設されている食事処へ。

昼食も下調べ済で名物の「鶏天(単品)¥1,000」と「地獄蒸し野菜¥1,200」を注文、鶏天は非常に美味しゅうございました。

ひょうたん温泉を後にして未だ帰りのフェリーまで時間があるけれど、そこらじゅうにある温泉にこれ以上入るのは無理だったので予定になかった路線バスの道中にある「別府タワー」とやらに昇ってみることにした。

別府タワー】17階からの眺め

昭和の香りがするタワーからの眺めは別府湾から別府温泉地域まで360度見渡せましたが生憎の天気だったので温泉の湯けむりが立ち上がる様子などは確認できませんでした。

今回は想定外に別府温泉が空いていたので時間を持て余し気味となりましたが、温泉も入り過ぎると湯あたりするのでまあ余裕あるくらいの方がいいですが。

弾丸旅は早ければ来年1月に鶴見岳由布岳の東隣)の登山+下山後の♨の組み合わせで計画中。

九州シリーズが続き来月10月末にはくじゅう連山旅(PartⅡ)に行ってきます。

2025_7 乗鞍高原

昨年11月のくじゅう連山旅から何と8ヵ月振りの旅へ行ってきました。今年の2月は北海道旅が流氷の南下遅れで中止、5月のくじゅう連山旅(PartⅡ)も転居のため流れたので久々に楽しんで来ました。

今回の登山ルート

今回は長野県側(乗鞍エコーライン)からの2泊3日の乗鞍高原乗鞍岳登頂)旅です。実はこの目的地は以前から候補に挙げていて昨年行く予定だったのですが岐阜県側(乗鞍スカイライン)が災害により道路が一部被害を受け当時復旧・再開時期は未定といった状況だったので長野県側から回り込むのも面倒なので延期にしていました。で、ようやく今回実行できました。

今回の旅行は自分にとっては初の試みで18きっぷ+TimesCarの松本2泊で計画しました。

2025/7/27(日)

初日は改悪された18きっぷ(3日間用)を使って神戸から松本へ移動だけで、今回は行きと帰りの2日間しか使用しないので片道あたり¥5千円ジャストとなりましたが、それでも通常料金よりは往復で4千円以上も安くなりましたので十分メリットありです。朝6時過ぎに三ノ宮を出発して午後2時過ぎには松本到着。

 

7/28(月)

一昨年からトレッキングなど少々の距離なら歩く習慣がついていたので以前に比べてマイカーの使用頻度が極端に低くなり、1~2回/年の旅行で長距離使う以外はゴルフの打ちっ放しかスーパーへの買い物で1~2度/週利用するくらいになっていたため、固定費大幅削減に乗り出し、マイカーを手放して必要な時だけ利用できるカーシェアリング(TimesCar)に今年の5月に切り替えたこともあり旅行にも積極的にTimesCarを取り入れようと今回実行してみました。少し大きな街であればそこら中にTimesCarのステーションがあるので予約も楽勝です。ホテルから100mほど離れたステーションの車で朝4時半に出発し40km少々離れているバスターミナルへ向かいました。

朝6時前の乗鞍観光センター(バスターミナル)

上高地立山と同様に環境保護のためマイカーでの上部乗り入れは禁止のため、麓からシャトルバスで上部へ向かいます。この日は月曜日でしたが7:00出発の第一便は大型バス1台では足りず3号車まで準備されました。平日でも人が多いです。でもなぜか外国人旅行者の姿が皆無です。なぜなんでしょう?。上部の畳平まではおよそ50分です。

乗鞍高原(畳平)

朝の8時前に畳平に到着。この場所ですでに標高2,700mを超えています。気温は14℃ほど。日差しが強いので半袖のTシャツでも全然寒くないです。

 

 

乗鞍岳(剣が峰)へ!

剣が峰 登山口

剣が峰はまだ見えません

雲を眼下に見下ろし、めっちゃ綺麗!😀

剣が峰がようやく見えてきました

ちょっと登っただけで3026m 3千超え!!!😁

やっぱ高いっすね!

お決まりの お菓子の袋パンパン 酸素薄い

高山植物も忘れずに!

このあと富士見岳、大黒岳へ

大黒岳の山頂標柱(向こうに見えるは烏帽子岳 確かに形が・・)

この大黒岳の登山道入り口にヤツ🐻の目撃情報が・・・😬。2~3日に1回は目撃されていた。この日は熊よけスプレー持ってこなかった。

朝からほとんど雲もかからず絶景も十分堪能できたので予定より1本早いシャトルバスで14時過ぎに麓へ降り、松本へ戻りました。

 

7/29(火)

最終日はJRに乗る前に時間があるので朝の松本城へ。

姫路城の白もいいけど松本城の黒もなかなか渋い

天守閣から

今回の旅はJR+TimesCARの初チャレンジだったけどコスパが高く良かったです。10月にくじゅう連山(PartⅡ)を「フェリー+TimesCar」で計画進行中です。来年以降にあと1回行けばくじゅう連山の主要な山は全て制覇できそうな感じです。ただ、九州は霧島連山新燃岳が噴火したので今後が少々心配です。阿蘇山も危険レベル2に引き上げられたので残念ながら今回も火口は見られないかも。

ちなみにTimesCarで自家用車関連の固定費はほぼ半分になりそうです。TimesCarは予約も変更もアプリで楽勝だし、全国の主要都市のステーション数もめちゃくちゃ多いし、今のところ導入前の不安がほとんど解消できこれはかなり使えそうです。レンタカーだと今回みたいに朝の4時半から乗っていくなんてできませんからね。

・・・次回へつづく

 

 

2024_12 👣トレッキング月間

今月は旅行の予定がなく、涼しくというか急に寒くなり歩くのに最適な気候になりましたし、年に一度の重要イベント「健康診断」も控えているためトレッキング強化月間としています。

◆12月2日(月) 目的地:明石(というか明石焼きの店)

この日は朝から晴天で、出歩かずにはおられない天気だったのでJR垂水駅から明石へ10km弱のトレッキングに出かけました。先日リニューアルオープンの神戸ポルトバザールは先週チェック済のため、その西側から海岸線に入りTreckingスタート。

白い砂・青い海・吊り橋 最高やね!

真下からのアングルも楽しい!

大蔵海岸付近の海に面したコンクリート構造物は一部に空洞が見つかったとかで立入禁止になっていましたがトレッキングには全く影響なく、災難は釣り人でした。普段釣りをしている場所がことごとく立入禁止のためいつもとは違う海岸沿いの風景でした。

このあと久しぶりに今日の目的地である明石焼きのお気に入り店の一つ「明石丁(あかしてい)」であつあつの玉子焼きをおいしく頂きました。

 

◆12月4日(水) 目的地:神戸森林植物園

この日は定例のトレッキングdayで新神戸駅から布引の滝・修法ヶ原経由で森林植物園へ向かいました。ハーブ園の中間駅くらいの標高より上は「紅葉」と言えるくらいの色づきにはなっているところが所々ありましたが、全体的には一昔前のこれが紅葉だ!と言えるほどにはなっていなかったようです。でも、所々に綺麗な場面がありました。

太陽の光がさしているところはめっちゃ綺麗です👏

修法ヶ原の紅葉です🎉

若いころは「紅葉」をみても何も感じなかった🥱のがこういう場面を見ると綺麗だなと思うように俺も”ジジイ”になったんだ😭としみじみ思う瞬間です。

今月は年末まで頑張って歩きまわります😁

2024_11 くじゅう連山

2024.11.4(月)

熊本県大分県にまたがる『阿蘇くじゅう国立公園』へ🚙で行ってきました。

目的はトレッキングと温泉で、初日と2日目はトレッキング、3日目は観光だけです。

往路はサンフラワーではなく阪九フェリー六甲アイランドから北九州新門司へ5日の朝7:30頃上陸し、高速道路を使って湯布院IC経由でくじゅう連山へ入りました。

くじゅう連山は阿蘇山の北東側


2024.11.5(火)

〈トレッキング初日〉ルート

 長者原(ちょうじゃばる)登山口 ⇒ タデ原湿原 ⇒ 雨ヶ池越 ⇒ 坊がツル

  ⇒    法華院温泉 ⇒ 諏蛾守越(すがもりごえ)    ⇒ 長者原

 ※「くじゅう坊がツル・タデ原湿原」はラムサール条約の登録湿地だそうです。

トレッキングルート(初日)

平日にもかかわらず長者原の駐車場はほぼ一杯で空きを探すのに苦労しました。

長者原ビジターセンター(登山口)

ビジターセンターを通り抜けるとすぐに『タデ原湿原』が現れます。

タデ原湿原

タデ原湿原の木道を通り過ぎ1時間ほど登山道を登っていくと今度は『雨ヶ池越』が目の前に開けました。😀

雨ヶ池越

ヤマキリシマ

さらに登山道を進んだところでめずらしく咲いている花をみつけて撮影しましたが、後で登山者の方に教わって分かったのですが普通は春に咲くあの有名な「ミヤマキリシマ」でした。異常気象のせいでしょうか?何でこの時期に。春はこの花が咲き乱れて非常に綺麗だそうです。これを目当てに登山される方も多いそうです。

雨ヶ池越から1時間弱登山道を進んでようやく『坊がツル』に到着です。

坊がツル

ここから10分ほどで法華院温泉に到着です。もちろん入ってきました。

宿泊もできます

結構な急登です!

温泉(立寄り湯¥500)を楽しんだ後、山を登り返すと(結構な急登)目の前に殺伐とした普通の山とは雰囲気の違う場所が現れました『諏蛾守越(すがもりごえ)』。

😱恐山みたいな・・😱

この後は長者原ビジターセンター目指して下りなので楽ちんです。

右下の白っぽいところが長者原です

初日、無事下山できました。

今回もお気に入りの温泉に連泊です😁 

明日のルートはもう少しきついので👣

の疲れを十分に取っておかないと。

守護陣温泉

どやっ!この湯量(毎分400L湧いてくるらしい)

2024.11.6(水)

〈トレッキング2日目〉ルート

 牧ノ戸峠 ⇒ 沓掛山 ⇒ 星生山 ⇒ 天狗ヶ城 ⇒ 中岳(九重山) 

 ⇒   久住山    ⇒ 牧ノ戸峠

トレッキングルート(2日目)

この日は寒風吹きすさぶ非常に肌寒い朝で登山にはあまり適さない空模様😰でしたが朝7:40に登山開始しました。

牧ノ戸登山口

晴れたり、曇ったり、ガスったり、突風吹きまくったりと目まぐるしく天気が刻々と変わります。晴れ間が出て山が綺麗に見えたと思ってスマホのカメラ操作をもたもたしていると直前まで綺麗に見えていた山頂が流れてきた雲に覆われシャッターチャンスを逃してしまうほどでした。

雲の動き、いと速し

登山道の途中

登山道の途中(雲の上)

本日2座目の星生山(ほっしょうざん)、さあ登るぞ!

この写真を撮った時は天気良かったのに頂上に到達した時は視界10m、暴風吹き荒れ立っているのがやっと。天狗ヶ城へ向かうルートは切り立った尾根で落ちれば命なし、しかも岩場、身の危険を感じるも進むしかなく本当にヤバかった。山岳天気予報の”C”(ABCランクのCは登山には不向きな天気)は当たっていた😵‍💫

暴風で岩場に落とされないように大きな岩1個1個に低い姿勢でしがみつきながら何とか難所を通過。ほんとに怖かった😱

いざ!九州本土最高峰の中岳へ

途中こんな景色も。

御池(みいけ)

登ったけど視界が・・

中岳登頂後振り返る

本日の4座目の久住山。♨温泉の効果か4座目でも余裕ですわ🤪

ヤマレコ案内のルートは木々に阻まれ断念、南登山口へ

頂上での景色はこうでなくっちゃぁ😚

この後無事下山し、計画より2時間半も早かった👏ので早々に宿に帰って温泉三昧!

 

2024.11.7(木)

〈この日は観光だけ〉

 予定では 阿蘇山火口見学 ⇒ 岡城跡(豊後竹田) ⇒ 時間あればラムネ温泉

 今まで何度も阿蘇山を訪れているが以前は危険レベル2以上で見学できる可能性ゼロだったが現在は危険レベル1でかなりの確率で見学可能。しかーっし、今回もまた悪夢が・・。昨日からの風が強く、風向きも悪く有毒ガスの危険性から火口は閉鎖。何時まで待てば開放されるのか分からないので早々に諦めた。

草千里まで来て火口立入禁止の情報得る😱

長崎の本場のちゃんぽんと阿蘇山火口は私とは非常に相性が悪くどちらも何度もはね返されているのでよほど縁がないみたい?

で、気を取り直してまだ昼飯には早いが豊後竹田で鶏天定食を食したあと岡城跡へ。

岡城跡入口

柵がないので撮影に夢中になりすぎるとあの世行きです💀

天守閣跡

阿蘇山火口の見学が出来なかったことで予定がかなり変わってしまいましたが、こういう事態も想定しあえて帰りのフェリーを予約していなかったので高速道で走って帰ることにしました。結局この日は750kmほど走って21:30頃に神戸の自宅に帰り着きました。

くじゅう連山は他にも多くのルートがあり、ミヤマキリシマが咲き乱れる時期も良さそうだし、春~初夏の時期の北海道の大雪山国立公園の旭岳周辺と併せてまた訪れたいと思っています。九州の山は🐻の心配なしでトレッキングできるのはGoodです😊

次回の旅は2月の釧路・網走で計画進行中✌️

 

2024_9 剣山・次郎笈 登頂

2024.9.26

徳島県西部の剣山へ登山に出かけてきました。今回はトレッキングではなく登頂(かっこ良く言うとPH:ピークハント)です。

朝3:20に自宅を出発し3時間ちょっとかけて標高1,400mの駐車場に到着。

こちらはリフトが運用されていて1,750mまで運んでくれますが、朝9時からでないと動かないし、それまで待つのも朝一の景色を拝めないため自力で登山することとしました。

登山計画

標高1,400mの登山口から剣山の頂上1,955mまで登り、そこから尾根伝いに剣山と兄弟峰の次郎笈(ジロウギュウ)に登頂、戻って剣山を登り返して麓まで下るルートとしました。

朝6:30過ぎ到着、登山開始!気温15℃

登山道入り口から石段を少し上ると剣神社があります。入山前に安全祈願。

剣神社

1時間半ほどで標高差555mを登りきり剣山山頂に到着。登山道はかなりきちんと整備されているので登りやすいところです。

剣山山頂横のテラス

快晴☀視界よし! 360度大パノラマ

剣山山頂に到着した頃は山肌に雲がぶつかって山肌を舐めるように雲が流れてきて幻想的でした。やはり風が強いと標高2,000mですから薄着だと寒いです。

雲の流れが神秘的です

剣山山頂の景色を楽しんだあと兄弟峰へ向かいます。片道約1時間。

次郎笈

尾根の両サイドは全てクマザサ(保護されています)

次郎笈山頂の手前2~300mのところは急登で少々手ごわいです。そういえばこの剣山でも女性がソロで颯爽と登山されてました、7~8人はいましたね。最近女性のソロ登山が人気で流行ってるんですかね?今日出合って挨拶した登山者が全部で20~30名だったので比率高いですよね。

剣山の弟分なので25mほど低いです

今日の登山でちょっと驚いたことが一つあり、それは今日歩いた登山道でゴミを全く見かけなかったことと、登山者のほぼ全ての方がきちんと挨拶してくれたことに逆に驚きました。普段散歩している近所の山や六甲山でも「マスク」「飴の小袋」「使用したティッシュ」など一日で何十も見かけることもあり、見ない日はありませんでしたが今日はほんとにゼロでした。この山に来る登山者は意識レベルの高い人が多いのでしょうか?いずれにせよ気持ちいいもんです。

この剣山は素晴らしいところだと思いますが、神戸からも距離は比較的近いのですがアクセスが大変です。道は北側からのアクセス道も東側からのアクセス道もクネクネで超狭く、徳島市内~剣山麓がぶっ飛ばしても2時間以上はしんどいですね。しかし、頂上での音のない世界、音がしても風の音だけなんて普段味わえない貴重な山です。また行きたいと思います。

 

2024_7 千畳敷カール&木曽駒ケ岳登頂

テレビでたまたま放送されていた中央アルプス(長野県と岐阜県にまたがっている)の千畳敷カールというエリアや中岳、木曽駒ケ岳へ思い付きで弾丸旅行へ行ってきました。

7/28(日)夜の9時頃に自宅を出発し山陽道新名神名神・中央道を利用しAM1:30頃に駒ヶ根ICからすぐ近くのロープウェイ利用者用の駐車場に到着。月曜日で平日なのでガラガラかと思いきや真夜中にもかかわらず300台収容の駐車場の半分くらいが埋まっていました。結局この日はバスやロープウェイも臨時便を増発するほどで、ハイシーズンで天気も良かったのも重なり、土日のような賑わいでした。夜中の1:30頃から始発の6時までバス停のベンチの先頭集団に入れたので始発のバスと7時発の始発のロープウェイに乗ることができました。朝の5時半頃にはバス待ちの列が既に100m以上になっておりました。

今回の登山はヤマレコのユーザーの登山記録からルートをパクリ、そっくりそのままを真似て行ってみました。今は便利になってヤマレコとコンパスというアプリを連携させて登山先管轄の警察署へ登山届と下山届がスマホで全部できるんです。めっちゃ便利です。

登山計画

7/29(月)

7時発のロープウェイで千畳敷カールへ登りました。70人乗りのゴンドラは満員です。

千畳敷カールがいきなりドーン!

まずは乗越浄土へ(登山道)

乗越浄土「のっこしじょうど」到着!

一休みしてから宝剣山荘を通って中岳に向かいます。何か異常にしんどいんですけど、標高のせい?

中岳山頂へ!

中岳山頂到着🎉

次へ向かうは今回の最高峰「木曽駒ケ岳」山頂(2956m)です。少し登るだけでも息が乱れます。ハァハァと切れる息とわずかな頭痛がします。ヤバいかも。

祝 木曽駒ケ岳山頂👏

南の方向に富士山の頭が見えましたよ。こっちの方が高いんじゃないの?

富士山 ”頭”

木曽駒ケ岳の山頂でおやつの時間にカロリーメイトをバッグから取り出しておっとビックリ。

おおスゲー、気圧が低くてパンパンやん

お腹も満たされたので濃ヶ池とやらを見てやろうと駒ケ岳山頂から一気に尾根伝いに下ります。

左側に「落ちれば即死やん」てなところもありました ヤバィよ

途中、計画していたルートからちょっとだけ外れたようで、引き返そうかと思った瞬間、前から「ピヨピヨ」という可愛らしい声が複数。なんじゃ?

ライチョウの親子 発見

ひなは何の警戒心もなく相変わらずピヨピヨ鳴いていましたが、親鳥をビックリさせてしまいましたのでどう対処すれば良いのかが瞬間的に分からなかったのでとりあえず5秒くらい微動だにせず固まってしまいました。が写真だけは、と思いスマホをそっと取り出して2~3枚撮らせてもらいました。そのあとそぉーっと、超静かに後ずさりして来た道を引き返し本来のルートに戻りました。もともと他のルートに比べてひと気のないルートだったみたいでしたが偶然ルートを外れたことで思いがけない対面が叶いました。

濃ヶ池

濃ヶ池に到着しましたが、微妙。この後の登り返しがとんでもなく大変なルートで岩をよじ登らされたり、壊れた木製の梯子を2回も登らされたり散々な目に遭ったことを考えると正直行く価値なしですな。
まあ今回の登山は全体的には天気も良く絶景も数多く見られたのでとても良い経験となりました。こちらも残雪の多い時期にまた訪れたいですね。

シナノキンバイ(たぶん)